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血液ドロドロの予防と血液がサラサラになる効果があると言われる食べ物

血液ドロドロの予防

血液がドロドロの状態が続くと動脈硬化の危険がたかまり、その結果、心筋梗塞や脳溢血という生命の危険に直結する重大な病気のひきがねになるため、血液がドロドロかサラサラかが注目されています。また、動脈硬化にまで至っていなくても、ドロドロの血液では体内の老廃物質や疲労物質などを排泄する力が弱まり、肩こりや疲労などの多くの不調をきたしていますし免疫力が下がることで風邪や病気にかかりやすくなってしまいます。クリーンでサラサラの血液が健康を司っているのがわかりますね。

血液のドロドロ化を防ぐにはどうすればよいか、という問題には答えは3つです。食事療法と運動、またはその組み合わせです。ドロドロ血液の原因は血液内の中性脂肪やコレステロールの過剰にありますが、これは食べすぎを控えることで改善されます。脂質を控える、というのが従来の考えでしたが、そうではなくエネルギーのとりすぎ、つまり糖分の摂りすぎを控えることだまず大事です。脂肪はエネルギーが高いですから当然脂肪も控えることにはなります。その上で発酵食品や野菜、海藻、青魚などの血液サラサラ効果のある食物を積極的にとればよいでしょう。

もうひとつは運動です。NHKの某番組によると血液が流れるたびに血管の内壁から血液をサラサラにする成分が出るそうです。ということは血流を増やせばどんどんその良い成分が出ることになります。血流を意識してあげる方法はひとつ、運動ですね。有酸素運動で血流を上げるとサラサラ成分がでてドロドロ血液の予防になります。

 

血液がサラサラになる効果があると言われる食べ物

青魚

血液がサラサラになるという食べ物は数多くありますが、その効果のダントツの一位を誇るのは青魚でしょう。青魚は、背中の皮が青い魚です。青魚がもつ脂肪にDHA,EPAという血液をサラサラにしてくれる成分があるからです。毎日食卓に青魚と納豆があれば脂質異常や動脈硬化の効果は抜群です。とくに青魚の血液サラサラ効果は24時間近く続くそうです。納豆などは半日ほど。この継続時間を利用して寝ている間や仕事中も血液サラサラ効果を維持するよう工夫するとよいでしょう。

ところでサラサラ血液効果一位の青魚とは秋刀魚、イワシ、アジ、サバ、ニシン、などですが、小さいイリコや煮干しもイワシで作られているので青魚です。またオイルサーディンやアンチョビも同様です。アンチョビは発酵してもいますので効果は高いですが、塩分が多いので調味料程度にしか使えませんね。また、ナンプラーや魚醤、ニョクマムなどもイワシを塩漬けして発酵させて出た液体を「だし醤油」として使うものですから青魚の食品です。また、青魚は缶詰になっていても血液サラサラ効果があります。

でも毎日青魚をとるといっても、いくらなんでも飽きてきますね。それに青魚の高い季節もあれば獲れなくてお店に並ばないときもあります。そういうときは青魚の有効成分であるDHAやEPAの入ったサプリメントを利用したら、無理なく毎日摂取することができますね。健康維持は毎日の継続が大事です。

玉ねぎや発酵食品

血液をサラサラに保って健康を維持したい、生活習慣病をさけたい、中年太りやメタボを予防したい、という人は食事に血液がサラサラになる効果があると言われる食べ物をとりいれてください。従来いわれていたように、肉は悪くて野菜がいい、というものでもありませんので、好きなものが食べられないということもなく、簡単に食事は改善できるものです。

たとえば、ニンジン・ブロッコリー・ニラなどの野菜。これらはNHKの某番組の研究によると血液サラサラ効果で有名な玉ネギよりも効果があるそうです。玉ネギももちろん効果があります。玉ネギやネギは切ってから30分程度空気にさらすことでサラサラ成分が増えるため、切ってすぐに水にさらしたらい煮たりせずに放置してからつかってください。これらは効果が高いというだけであって、ほかの野菜や果物全般にサラサラ血液効果があります。果物ではキウイやリンゴが有名です。

更に効果がたかいのは、発酵食品です。納豆やキムチ、ヌカ漬けなど発酵食品は多くあります。もともとサラサラ血液効果のある野菜をキムチやヌカ漬けにしたらより一層効果的ですね。納豆に漬物やキムチを刻んでいれても効率的です。それから甘酒もおすすめです。甘酒は飲む点滴とも言われる栄養ドリンクです、夏は冷やしても美味しいです。甘酒といっても酒粕でつくるものではなくお米と麹でつくる本物の甘酒のことです。市販の甘酒は発酵は止められていますので、自宅で作ると菌が生きたままで、血液サラサラ効果が得られます。

 

コレステロールとドロドロ血液

コレステロールは脂質の一種でドロドロ血液と関係があるのですが、その説明の前にコレステロールの正体を知って下さい。コレステロールは細胞膜の材料に使われそれを生成したり安定させる働きがあります。あまり知られていないことですが性ホルモン、副腎皮質ホルモンなどのステロイドホルモンの原料、ビタミンD前駆体の原料、胆汁酸にもなっており、血管内壁の補強にも使われているのです。コレステロールは食事でも摂取されますが肝臓や小腸でも合成されています。

従来の健康診断ではHDLコレステロールが善玉でLDLコレステロールが悪玉、としてHDLが多くてLDLは少ないのが良い、とされてきました。しかしコレステロールの研究がすすみ、HDLとLDLには悪玉も善玉もなく両者はともに必要だしそのバランスが大切だと解明されてきています。こうしてみるとコレステロールはなくてはならない大切な存在ですが、増えすぎると大きな問題を生じさせるのです。本来、身体の代謝が正常におこなわれていれば過剰にコレステロールは排泄され異常な数値になることはないはずです。しかしストレスや喫煙、暴飲暴食や不規則な生活などでそうした体内のコントロール機能が衰えてコレステロール値の異常がおきています。

さてコレステロールの値が高いと必要以上に血管内壁を補強しすぎて血管の壁を厚くします。その異常に増えた付着したものが酸化したり、またそれを防ごうと白血球がコレステロールを食べまくり、その死骸が出ます。それがドロドロ血と動脈硬化の原因になっているのです。

 

中性肪脂とドロドロ血液

ドロドロ血液。テレビの映像などで血液の流れが悪かったり、末梢血管の血液が流れていなかったりする映像がよくながれますね。通常ですと血液はポンプである心臓に押し出されて鼓動のあるたびに身体の隅々まで流れていくもの、と思っていましたがドロドロ血という言葉の普及とともにそうでない場合が多いことを多くの人が知るようになりました。そしてドロドロ血が心臓病や脳溢血の大きな原因になることも今では多くの人が知っています。健康でいるためには血液をサラサラにしておけばいい、ということになりますが、そもそもドロドロ血はなぜドロドロ血液になってしまったのでしょうか。

それは中性脂肪やコレステロールが血液内で多い、という状態が作り出しているのです。中性脂肪の値が高いと血流が悪くなりますし、血栓もできやすくなります。また、動脈硬化といって血管の内壁に中性脂肪がくっついてたまり血管を硬くし弾力をなくし、また内側を細くします。脂肪が付着して細くなった血管に脂肪の多い流れの悪い血液がきたら、当然流れませんね。これがドロドロ血の正体です。

ドロドロ血を改善したい、という場合には中性脂肪の値を正常な範囲まで下げることが必要になります。中性脂肪だけでなくコレステロールも正常値に下げることが必要ですが、中性脂肪を正常値に戻すような生活をすると同時にコレステロールも正常値になっていくでしょう。ドロドロ血、いいことは何もありません。いつもサラサラ血でいたいですね。

 

中性脂肪とコレステロール/コレステロールとは?

中性脂肪とコレステロール

血液のなかには赤血球、白血球などの血球細胞や血小板などの固形の部分と、液体の部分があります。この液体の部分には脂肪が存在しています。それはトリグリセライド、TGとも称される「中性脂肪」、「コレステロール」、「リン脂質」、「遊離脂肪酸」などです。すべて脂質なのですが、その役割が違うのです。

中性脂肪というのはエネルギーを身体に貯蔵するための脂肪の一形態です。体脂肪はほとんどこの中性脂肪でできています。あなたがお腹や腕をつまんだときに感じる弾力あるクッションのようなものは中性脂肪です。これがなかったら皮膚の下にすぐ骨や血管、内臓などが存在することになり、ちょっとどこかにぶつけただけでも命にかかわる大怪我になってしまいますね。またこの中性脂肪のクッションが外気から体内組織を守ってくれているおかげで体温の維持ができています。中性脂肪がないと生きていけない、大切な役割をしているのです。ただ体内に多くなりすぎるとドロドロ血や動脈硬化がすすみ重篤な病気を惹き起こすので注意が必要です。

次にコレステロールは各細胞の細胞膜やホルモンをつくるのにつかわれています。わたしたちの身体は日々新陳代謝がおこなわれ、1年半も経つと体内の細胞は全部入れ替わっている、などと聞くことがありますね。とうぜん細胞膜だっていれかわっていますが新しい細胞膜はコレステロールを使ってつくられているのです。またホルモンは体内の情報の伝達になくてはならなものです。コレステロールもなくてはならないものですが、こちらも中性脂肪同様、増えすぎると動脈硬化から心筋梗塞や脳溢血の危険が高まります。

コレステロールとは?

コレステロールは体内にある脂質の一種です。体脂肪は別の脂質である中性脂肪ですが、コレステロールは脂質として別の役割を果たしています。身体に悪いものだとばかり思われがちですが本来コレステロールは身体になくてはならない大事なもの、そしてコレステロールの研究がすすみ、その実態もどんどん解明されているところです。以前は悪玉コレステロールが悪く善玉コレステロールがよい、というのは一般認識でしたが、現在はどちらも必要でそのバランスが大事だとわかってきたのもそのひとつです。

ではコレステロールの大事な役割とはなんでしょうか。コレステロールは、細胞膜をつくってそれを安定させています。私たちのからだは何十億個もの細胞でできていますが、細胞間の液や細胞内のものがまじりあわず微妙なバランスの上にきちんと成り立っているのは細胞膜がそれぞれの細胞を分化し守っているからです。また血液内の壁を補強していうれているのもコレステロールです。それだけではなくコレステロールはホルモンの原料にもなっているのです。

このようにコレステロールは身体には必要不可欠ですが、ただ、増えすぎると問題なのです。

日本人はその6割が心臓か脳の血管の病気で亡くなりますが、これらの原因は動脈硬化です。動脈硬化の原因は老化ということもあるのですが若い人でもこの病気で亡くなりますね。その原因はコレステロールや中性脂肪の超過が原因とされています。コレステロールの場合はそれに最近の研究の成果からHDLとLDLのバランスも大事とされているのです。

LDLコレステロール値を下げる食生活改善のポイント

  • 食べ過ぎをやめて、食事の量・カロリー量を適正にする
  • コレステロールの多い食品の摂取量を減らす
  • 油脂の質を考える
  • 食物繊維をたっぷりと摂る
  • 栄養バランスのよい食事をとる

LDLコレステロール値を下げるのに効果的な食品・食材

  • 野菜
  • 果物
  • 海藻
  • 青魚
  • 大豆製品

引用元:管理栄養士が解説/
LDLコレステロール値を下げる食生活改善と効果的な食品・食材

中性脂肪とは?

血液は固形成分(血球細胞など)と、液体の血漿からできています。この血漿のなかに脂質が存在しています。中性脂肪、コレステロール、リン酸質、遊離脂肪酸などで、これらはすべて脂質ですが、それぞれ役割が違うのです。例えばコレステロールは細胞膜やホルモンを作るために使われていますが、中性脂肪というのはエネルギーとして体内に蓄えるための脂肪の形態で、体脂肪は中性脂肪でできています。脂質、とくに中性脂肪などは悪者のような印象をもちがちですが、皮下脂肪などの体脂肪がなければ人間は生きていくことができません。わたしたちの組織や内臓を守ってくれるクッションのようなものだからです。もちろんエネルギーの補給にも使われます。ただ増えすぎると健康に悪影響があるのです。

健康診断で中性脂肪が高いという指摘をうけると、「食事で脂肪の摂取を控えよう。」という人が多いですよね。食事で脂肪を摂ると小腸で吸収されカイロミクロンというものになり血液中にパッと増えます。でもこのカイロミクロンは数時間以内に体内の組織のエネルギーとして消費されてなくなります。健康診断は12時間以上もの空腹時にします。だから食べた脂肪が中性脂肪になっているのではなく、脂肪摂取制限だけでは改善されないことになります。

では空腹時にも血液にある中性脂肪は何から作られるのでしょう。それは食べ過ぎた糖質やアルコールをもとに肝臓が作り出したのです。また、肥満の人は体内の脂肪細胞からでる脂肪酸から更に中性脂肪が肝臓で合成される、という悪循環も行われているのです。

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