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血糖値を下げる

コーヒーは血糖値を下げる飲み物というのは本当なの?

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コーヒーは、血糖値を下げられる飲み物だということをご存知ですか?
体にはあまり良くないイメージを持つ人もいるでしょう。
しかし近年の研究により、コーヒーは血糖値を下げる働きがあると分かったのです。
コーヒーと血糖値には、どんな関係があるのでしょうか?
注意点と基礎知識も交えながら、ご説明しましょう。

・コーヒーの木になる実を加工したものが原料です

コーヒーとは木の名前で、和名はコーヒーノキです。
アカネ科に属する、常緑樹に分類されます。
飲料に使われるのは実の部分で、別名コーヒーチェリーとも呼ばれています。
アメリカンやレギュラーなど、多種多様な品種があるのも特徴です。
カフェオレやカフェラテは、子供にも人気があります。
収穫された実の中にある、二つで一組の種子がコーヒーの原料。
種子は選別と鑑定を終えると、焙煎の後に粉砕され、コーヒー飲料として販売されます。
これが、幅広い年齢層に親しまれているコーヒーです。
肥満を予防したり、胃の働きを助けたりと色んな効果を秘めています。
カフェインには脳の神経を興奮させる作用があるため、眠気を覚ます目的で飲む人もいます。
その他に脂肪を分解する速度をあげてくれるため、ダイエット飲料としても注目され始めました。
老化や癌を引き起こす活性酸素を抑えるのも、コーヒーの役目です。
嗜好品として人気のある飲み物ですが、健康維持にも大いに役立ってくれるのがコーヒーなのです。

・カフェインとクロロゲン酸が血糖値を下げやすくします

コーヒーを飲んで血糖値が下がるのは、クロロゲン酸のおかげです。
クロロゲン酸は植物の世界に常駐している、ポリフェノールの仲間。
コーヒーは、この成分が豊富に含まれています。
独特の苦味や褐色がかっているのは、クロロゲン酸によるものです。
ポリフェノールには、インスリンの数を調節する働きがあります。
糖の吸収スピードが速いと高血糖になりますが、これを遅くするのもポリフェノールの役目です。
血糖値上昇の原因になる成分へ直接作用するから、高血糖の予防にもなるんですね。
また、カフェインには血流を良くする効果があると言われています。
高血糖になった血液は、ドロドロの状態。
いつも血液をサラサラに保っておくことは、血糖値を上昇させないために必要な条件でもあります。
カフェインとクロロゲン酸は、これらの働きで血糖値を上げにくくしているのです。

・口臭や飲むタイミングには注意しましょう

コーヒーを飲む時に注意しなければいけないのが、口臭です。
成分のタンニンやクロロゲン酸は、舌に付くと酸化して強烈な臭いを発します。
時間が経てば経つほど、その強度は大きくなります。
コーヒーを飲んだ後は、水で舌に付いた成分を洗い流しておきましょう。
お腹が空いてる時のコーヒーも、胃にダメージを与える可能性があります。
クロロゲン酸は、胃の分泌を促進する作用があります。
胃酸は多くなると、粘膜まで刺激するやっかいな成分です。
食べ物が入っている状態の時は、それがクッションの役割をしてくれます。
しかし何も入っていない状態だと、そのダメージは胃壁に直撃するでしょう。
最悪の場合は消化液が分泌されすぎて、胃酸過多になるかもしれません。
そうならないためにも、コーヒーは体内に食べ物が入っている時にしましょう。
油を使っていない食品は、胃の中に入るとコーヒーを吸い取ってくれる役割があります。
こうした予防法を張ることで、胃を痛めることなく血糖値を下げられるでしょう。
毎日大量にコーヒーを飲むと、上記と同じ理由で胃を荒らす可能性があります。
5杯までは体に影響が出にくいとされていますから、それ以上は飲まないようにしましょう。

・まとめ

コーヒーには色んな効果が期待できますが、くれぐれも飲みすぎには注意してください。
血糖値は下がったけど、胃が荒れてしまったなんてことになっては本末転倒です。
適度な量を食後に飲むことが、体に負担をかけず血糖値を下げる方法になります。
ミルクは構いませんが、砂糖を入れると糖質の取り過ぎになってしまいます。
コーヒーを飲む時は、ブラックかミルクで飲むのもお忘れなく。

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