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血糖値を下げる

血糖値を改善する効果が高い海藻類の食べ方をご紹介

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海藻類は、食べると血糖値改善が見込める食べ物です。
汁物にいれたりサラダにしたり酢の物にしたりと、バリエーションも豊富。
安価な値段で手に入るのも、人気の秘密でしょう。
海藻類の基礎知識をしっかり頭に入れて、血糖値予防にも役立ててみませんか。

・水の中で生活している植物達を海藻類と言います

海藻類は、水の中で生きている植物の総称です。
大きく分けると三種類で、体色によって分類されます。
一つ目は、葉緑素による緑色をした緑藻類です。
高血圧に効くマグネシウムや、胃の機能を助けるメチルメチオニンが含まれています。
代表的な植物は、あおのりやあおさです。
二つ目は、褐色の体をもつ褐藻類です。
フコキサンチンという成分が褐色を帯びているため、このような色合いをしています。
アルギン酸が豊富で、高血圧やコレステロールに効果がある海藻類です。
わかめやひじきをはじめ、こんぶやもずくなどがこれにあたります。
三つ目は、赤い体をしている紅藻類です。
赤い体は、フィコエリトリンの成分からきています。
頭痛を緩和するビタミンAや、免疫力をあげるビタミンCが豊富に入っています
代表的なものは、あまのりやてんぐさです。
海藻類はどれも食物繊維が沢山含まれていて、便秘の改善や整腸作用が期待できる食品でもあります。
特にひじきとワカメは、食物繊維以外にも腸内環境を正常にする成分が豊富です。
お腹の中を整えたいなら、ひじきやワカメを食べましょう。

・糖の含有量の低さと食物繊維の働きで血糖値の上昇を抑えます

食物繊維は、血糖値改善にも活躍してくれるありがたい成分。
腸内に留まることで、消化のスピードを緩やかにしてくれます。
血糖値は、体内の食べ物による消化の早さに比例して上昇します。
この速度を遅くすれば、血糖値の上昇も緩やかになるというわけです。
海藻類に入っている食物繊維は、フコダインと呼ばれています。
触った時にヌルヌルした感触がありますが、それこそがフコダインの成分。
このヌルヌルが、消化の邪魔をして糖の量を増やさないようにしているのです。
また、食物繊維というと野菜を連想するかもしれませんが、含有量は海藻類の方が圧倒的です。
フコダインは、昆布やワカメやモズクに多く含まれています。
海藻類が血糖値に効果的な理由は、糖の含有量にも大きく関係しています。
糖の摂りすぎは、高血糖の原因の一つです。
めかぶやところてんは糖が入っていませんから、食べ過ぎても糖質過多になる心配がありません。
ワカメやノリは、味付けをしたりしなければ糖の摂取が一桁で済みます。
海藻類は、血糖値改善を目指している人にとって、無くてはならない食材なのです。

・血糖値改善を目指すならもずくと昆布を食べましょう

もずくは、水溶性食物繊維の効果で血糖値を上げにくくします。
水溶性食物繊維は、胃液に反応するとネバネバしたゲル状に変化する成分。
これが糖にくっついたまま小腸にいくと、吸収される速度が遅くなって血糖値が上がりにくくなるのです。
小腸で糖が沢山吸収されると高血糖の原因になりますから、このスパイラルを邪魔することが大切になります。
人気の食べ方は酢の物で、糖尿病の療法食でも使われるメニューです。
砂糖を入れすぎると高血糖になりやすいですから、オリゴ糖を代用するなどしましょう。
昆布も、血糖値を調節する成分が豊富に含まれる植物です。
先にお伝えしたフコダインはもちろん、マグネシウムやカルシウムも入っています。
マグネシウムは、インスリンの働きを活発にする成分。
インスリンはすい臓から分泌されますが、その生産数を増やすのがカルシウムです。
カルシウムとマグネシウムが同時に働くことで、たくさんのインスリンが活発に動いてくれます。
この作用が、血糖値を下げるのに繋がるのです。
昆布は、味が独特で苦手な人も多いでしょう。
そんなひとは、とろろ昆布を食べてください。
おかずに乗せたり汁物に混ぜたりと、好きな方法で続けましょう。

・まとめ

低カロリーで低血糖、そのうえ腸内環境も整えられる海藻類。
私達の体をメンテナンスするのに、ぴったりの食材と言っても過言ではないでしょう。
海藻と言っても様々な種類がありますから、バランスよく食べたいものです。
特にとろろ昆布ともずくは、毎日食べるように心がけましょう。
食べる習慣が身に付く頃には、血糖値が上がりにくくなってるかもしれませんよ。

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