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血糖値を下げる

上手に活用すると血糖値を下げられるオリーブオイルの効果とは

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オリーブオイルは料理などでよく使われる食材ですが、血糖値を下げるのにも有効です。
食べ物を焼いたりする時、油代わりで使う人が多いと思います。
パンに乗せたり、サラダにかけたりしてそのまま頂く人もいるでしょう。
高血糖を改善するには、どのようにオリーブオイルを使えばいいのでしょうか。
血糖値にもたらす作用と、効果的な取り方を調べてみました。

・オリーブの実から取れた油がオリーブオイルです

オリーブオイルとは、オリーブの実から抽出された油の総称です。
実はオリーブの木から取ることができ、スペインなどに生息しています。
日本では食品として使われることが多いですが、海外では化粧品や薬品としての役割も果たしています。
種類がとても豊富で、日本で使われているのは2種類です。
1つは、エクストラバージンオリーブオイル。
抽出法はとてもシンプルで、オリーブの実を絞っただけでできた油になります。
香りや配合されている成分の含有量の一定基準をクリアしたものが、エクストラバージンオリーブオイルと呼ばれています
もう一つは、ピュアオリーブオイルです。
オリーブの実を絞った後に精製したものを、ピュアオリーブオイルと呼びます。
香りや味を故意になくしているため、エクストラバージンオリーブオイルと一緒に使われることが多いのも特徴です。
日本で流通しているオリーブオイルのほとんどが、この種類になります。

・消化の速度を遅らせて高血糖の原因となる動脈硬化を予防します

オリーブオイルはなぜ、血糖値に効果を発揮させられるのでしょうか。
答えは、オレイン酸の二つの働きの中にあります。
血糖値は食べ物が体内に入り、分解された糖が腸で吸収されることで上がります。
オリーブオイルは油ですから、食前に飲むと胃に膜を張らせることができます。
胃が膜に覆われると消化のスピードが遅くなるため、糖の吸収速度も必然的に遅くなるわけです。
また、胃で消化しきれなかった食べ物はそのまま腸にいきますが、腸では分解することができず便となって排出されます。
この作用により、糖の量と消化スピードを調節して血糖値に一役かっているわけです。
オリーブオイルに含まれるオレイン酸は、活性酸素と結びついても酸化しにくい性質があります。
活性酸素は増えすぎると自分の細胞も攻撃する、やっかいな物質です。
油は活性酸素と結びついた時、酸化して過酸化脂質になりやすい特徴をもっています。
過酸化脂質とは、動脈硬化や癌を引き起こす原因となる物質です。
オレイン酸は、他の脂質に比べて酸化しにくい分子構造でできています。
そのため、過酸化脂質を作りにくくして動脈硬化や癌を予防するのです。
高血糖は、動脈硬化と深い関わりをもっています。
オリーブオイルは、この関わりを断ち切ってくれる貴重な油だといっても過言ではないでしょう。

・温かいトマトジュースはオリーブオイルの効果を4.5倍に増やします

オリーブオイルは近年、トマトと合わせることでその効果が大きく上昇することが分かりました。
トマトに含まれるリコピンは、糖尿病予防にとても効果的な成分。
ジュースにしてオリーブオイルを入れると、驚くほど血糖値の上昇を抑えることができるそうです。
トマトジュースが適している理由は、リコピンが皮に含まれているから。
生のトマトの皮はとても消化しにくく、しっかりと噛まなければ栄養になりにくいと言われています。
これを液体化することによって、オリーブオイルの血糖値抑制効果が倍になると言うわけです。
使う品種は、エクストラバージンオリーブオイルを選びましょう。
ティースプーンに一杯程度位が、理想の量です。
効果を4.5倍も引き上げることができますから、飲む時は必ず温めましょう。
食事の15分位前に飲んでおくと、食後に起こる血糖値の上昇を緩和してくれやすくなります。

・まとめ

オリーブオイルは食材として利用するだけでなく、飲み物としても利用できる万能の油です。
マニアの中には、毎日何種類ものオリーブオイルを少しずつ飲み比べてその味を楽しむ人もいます。
上質な物を継続して摂取していくことが、血糖値を上手に下げられる活用法です。
そのまま飲むのが苦手なら、サラダにかけて一番初めに食べてもいいでしょう。
トマトジュースと合わせる方法は、最も効果が期待できやすいです。
トマトが平気な人は、できるだけ続けてみてくださいね。

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